男体山の神剣

神社巡り

 

写真は『男体山の神剣』

開山1230年をむかえた日光二荒山神社・男体山(2486メートル)の山頂にて、日光二荒山神社による奉告祭が執り行われ、大橋さんが私の分まで参加してくださいました。

昨年3月に発生した東日本大震災の影響により倒壊した山頂奥宮の鳥居と、今年の3月に折れているのが見つかった山頂の大剣(長さ3.6メートル、幅17センチ、厚さ3.5センチ)が復活しました。

鳥居は日光市で林業を営まれているお方がヒノキ材で製作し御奉納され、大剣は下野市の男性会社員のお方ら5名で御奉納。

 

昨日は晴天の下、奥宮にて奉告祭が行われ、山頂には約400人の方々が訪れ神々しく光り輝く大剣をバックに次々と記念撮影をされたようです。

 

大橋さんが今回の神事にご参加することになる発端は、あるお方が私と大橋さんを訪ねてこられたことから始まります。

その男性は以前から存じ上げているお方なのですが、お話によると男体山山頂に1880年に奉納された大剣が今年の3月に折れてしまったので、修復するか、新たに製作してよいものか否か思案しているとのことでした。

このお方はたいへん神様想いの素敵なお方で、「神様や二荒山神社のために何か自分ができるのであれば、何とかしたい、しかし、自分が勝手な判断で誤ったことはしてはいけない。何とかお力になれるのであれば匿名でお役になれれば、、、」と、真剣に思っておられる素敵なお方です。

お尋ねされた際に、神様のことを真剣に考えておられることが私には伝わってきましたので、神様たちにお聞きしました。

そして、日光二荒山神社に大剣を御奉納されるようにご助言させて頂きました。

 

開山1230年の今年中に何とか完成させるということで、(今月には男体山が閉山されるため)神社関係者の方々や大剣を製作される人たちが急ピッチで作業をされました。

製作の進行状況なども随時、ご報告頂いておりました。

御神剣と言えば『草薙の剣』です。

草薙の剣の分御霊を奉納する大剣に入れることを大橋さんとそのお方と話をしました。

 

日光二荒山神社の方々とご調整をして頂き、またそのお方が私と大橋さんも奉納者として一緒に大剣を御奉納することをご提案くださいました。

 

 

 

大剣が無事に完成し、今月の7日に日光二荒山神社へ移動され、その後、神社関係者の方々が昨日の奉告祭前日までに男体山山頂へ重さ130キロの大剣を2日間を要して運ばれたそうです。

(ヘリを使って運ぶのではなく、人の手で山頂まで運ぶことを選択されました。素晴らしいですね。)

昨日は大橋さんが深夜に東京を出発され、日光二荒山神社の本社へ集合時間である午前6時よりも2時間早く現地に到着してくださりました。

理由は日光二荒山神社の本社で以前にお会いした男性の御姿をされた神様にお会いして、山頂へお連れするためにです。

日光二荒山神社の御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)別名:大国主命、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命 (あじすきたかひこねのみこと)です。

この神社には味耜高彦根命と呼ばれる男性の御姿をされた神様がおられます。

以前にお伺いした際には、神様の御姿を確認しただけでそのままの状態でしたので、大橋さんに深夜より神社へ向かって頂き神様を本来あるべきお元気な御姿にして頂きました。

 

男体山の山道は急勾配な場所や強風が横から吹きつける場所などある険しい山道です。

この時期は天候が不安定であり、10月の男体山は雪が降ったり強風が吹き荒れることもあるようで、また宮司さん曰く、近年は地球温暖化による気候変動にて雲の高さが昔と変わり、男体山山頂には雲が半日はかかっている日が殆どであり、みなさんが天候と気温差を相当気にされていたようです。

しかしながら、この日は朝から夕方まで山頂も快晴であり、関係者の皆様もとてもお喜びだったとのこと。

 

『この写真は分御霊が入る前』

 

 

『この2枚の写真と一つ目の記事の1枚目の写真は、草薙の剣の分御霊を入れた後』

日本一の神剣です。

この素晴らしさを皆様は身体の感覚で感じることができますでしょうか?

こんな代物は世界中のどんな山の山頂にもありません。

この神剣には奉納者として私と大橋さんの名前を刻んでくださいました。

山頂にお伺いされるお方は神剣の裏側をご覧ください。

(大剣にベタベタと触り記念撮影を以前はされていたようですが、今度の清い貴重な神剣には触れないようにご注意頂ければ幸いです。)

この日は日光二荒山神社の吉田宮司(76歳)さんも山頂まで登頂され、御神事を無事に執り行われました。

ご高齢にも関わらず神様のために険しい山道を山頂まで登頂される精神は本当に素晴らしいですね。

大橋さん曰く、神職のみなさんがとても丁寧且つご親切な対応をみなさんにされていたそうです。

山頂におられた神職の皆様をはじめ、みなさんが笑顔で過ごされた素晴らしい一日だったようです。

来年のどこかで私も大橋さんと一緒に日光二荒山神社へご挨拶にお伺いしたいと思います。

ピックアップ記事

関連記事一覧

ABOUT

神さまたちとのお話しから導き出した幸せになる方法を皆さんにお伝えいたします。今日を、昨日よりも清い方向へ向かわせること。真実を伝える「清い言葉」が、皆さまのお役に立ちますように。
ABOUT

最新記事