オオサンショウウオ

日々の出来事
三重県名張市では本日、「名張クリーン大作戦2016&しぜん環境再発見サミット」の開会式が名張川右岸の新町河原で行われ、河川の清掃活動など約6000人の参加で開催されました。
私の住む地域には旧錦生小学校(郷土資料館)があり、そのプールでオオサンショウウオの交雑種を飼育されています。
特別天然記念物であるオオサンショウウオがいつまでも棲む川にしようということで、本日はオオサンショウウオを見学できるということでしたので息子と一緒に旧錦生小学校に行きました。

オオサンショウウオです。
なぜ旧錦生小学校のプールでオオサンショウウオが飼育されているかというと、昭和40年代に食用として中国からチュウゴクオオサンショウウオが輸入されたのですが、人為的に赤目峡谷とその下流の川に放流されたために在来種との交雑種が発生したそうです。

交雑種は生命力が強く、その数が徐々に増えたことにより、在来種の生存が危ぶまれる状況になったので在来種を保護する目的で生息調査を行い、交雑種を隔離して日本サンショウウオセンター(赤目町長坂)で飼育していたようですが、センターの水槽が手狭になったことから旧錦生小学校のプールを活用するようになったそうです。

鯵をエサにされているそうです。

プールには数十匹のオオサンショウウオがいました。

こどもたちも特別にオオサンショウウオに触れていました。

こどものオオサンショウウオです。
みなさん、汚れた地球環境と誤った社会の在り方を大きく変えて、地球をきれいな場所にしましょう
