月夜見宮
三重県伊勢市宮後1丁目3番19号に鎮座します「月夜見宮」御神祭:
月夜見尊(つきよみのみこと)
月夜見尊荒御魂(つきよみのみことあらみたま)
豊受大神宮(外宮)の別宮の一つである「月夜見宮」は、外宮の別宮のなかでは唯一の宮域外に鎮座します神社です。
境内には、外宮の摂社である「高河原神社」が社殿に向かって右側奥に鎮座します。
この神社は、数年前に内宮の別宮である「月讀宮」で、はじめて月讀命さまとお会いした後に、大橋さんと一緒に参拝した神社です。
ご詳細は、ブログの過去記事もしくは書籍「もしもし、神様」(マガジンハウス)をお読みください。
月日が流れるのは早いもので、あれから数年が経過しておりますが、この神社は2013年に伊勢の神宮で行われた「第62回式年遷宮」以降は一度もお立ち寄りしていない神社です。
この日は、大橋さんと塾生たち数名が朝から伊勢市内の神社を参拝されました。
はじめにお立ち寄りになられたのが「月夜見宮」です。
神社に到着された大橋さんからのコールを着信した私の携帯電話は、ブルブルと静かに音を立てながら、いつものように小刻みに振動しました。
大橋さん「大川さん、『月夜見宮』に到着しました。遷宮直後なので社殿は真新しくなっていますが、やはりよい状態ではなくなっています。初めてこの神社に来たときよりはマシやけど、、、よい状態にして写真を撮って送りますね。」
私がたった一人で神さまたちをお救いしていた作業は、時を経て、今では大橋さんが私の代わりに大抵のことはやってくださいます。
お写真を眺めながら、少しの間、はじめて月讀さんのお姿を拝見したときのことを思い返していました。
「月夜見宮」は、外宮から北へ約300mの位置にあり、外宮の北御門から神路通りを真っすぐ歩いて行けば到着しますので、伊勢市にお立ち寄りの際には、身体を清め、心を鎮めて、静かに参拝して頂ければと存じます。