日光二荒山神社 中宮祠

神社巡り

 

栃木県日光市中宮祠2484に鎮座します「日光二荒山神社 中宮祠」

御祭神

大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命

この神社は、男体山の山頂に鎮座します「奥宮」と、日光山内に鎮座します「日光二荒山神社」の中間である中禅寺湖の北岸、男体山山麓の景勝の地に鎮座します。

境内には、ご神体である男体山に登拝する入り口にあたる登拝門があり、毎年多数の参拝者が訪れる神社です。

登拝門から奥宮までは約6キロあり、標高差は約1200メートルあるそうです。

今回の日光二荒山神社への参拝は、「登拝祭」に合わせて大橋さんにお伺いして頂きました。

登拝祭は、日光二荒山神社・中宮祠における重要な神事の一つだそうで、今から1200年以上前より連綿と続く神事であり、毎年7月31日から8月7日までの一週間行われるそうです。

登拝祭の中心は、「男体山の登拝」と「ご内陣参拝」(本殿内のご神像奉拝)とのこと。

「ご内陣参拝」は、この期間に限りできる全国でも珍しい特殊な参拝行事です。

また、男体山登山口はこの期間午前零時に開けられ、夜間の登山ができ、山頂でご来光を仰ぐことができます。

山頂の奥宮も開けられ、社務所では「御守り」や「登拝之証(登山証明書)」を購入することができます。

この日は、翌日の男体山登拝を前に大橋さんたちが「ご内陣参拝」をされました。

中宮祠でも本社と同様に、ご神職の方々が丁寧にご対応してくださったそうです。

中宮祠の本殿内に参拝者一人ひとりが入ることを許されるのですが、その際に一枚の紙を手渡されたそうです。

本殿内では参拝者は心を鎮め、その紙を口にくわえて参拝するように決められています。

私の分までご参拝くださった大橋さんが内陣参拝後にご連絡をくださったのですが、「参拝者一人ひとりに紙を手渡し、紙を口にくわえて参拝する作法は素晴らしいね!」と、仰っていました。

なぜなら、参拝者が不要な気を体内から放出しないようにする為には大変有効な行為だからです。

私と大橋さんには人体から放出される気が一目瞭然ですから、どのような所作が気を鎮めるために有効なのかわかります。

日光二荒山神社で、そのような所作がしっかりと継承されていることは大変素晴らしいことであり、人が中心になるのではなく、謙虚に自らを律し、神様たちを大切する正しい行為ですね。

但し、現代人は皆さんの想像以上に肉体が穢れておりますので、誠に残念なことではありますが本殿内に一般の人が立ち入る祭事も再考する必要があるのではないでしょうか?

神社関係者ならびに一人ひとりの参拝者が決めらた所作のみならず、謙虚に心身を清める具体的な方法を「体感を向上させる観点」から、しっかりと考え、具現化する必要があると思います。

つづく

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