宿題
息子の宿題で、先日「水新聞」を作るという課題がありました。
時間をかけて『水』について一生懸命に調べている息子の成長が嬉しくもあり、誇らしく思えた瞬間でした。
皆様も綺麗な『水』の大切さについて、今一度ゆっくりと考えてみて下さい。
『水新聞』
「水」(みず)は、化学的には「H2O 」(エイチツーオー)と表記され水素と酸素の化合物です。
日本語では、同じ液体であっても温度が変われば呼び方も変わります。
低温や常温のものを「水」(みず)と呼び、温度が高くなると「湯」(ゆ)と言います。
また更に冷やされ「個体」になったものを「氷」(こおり)と呼び、その逆に熱せられ蒸発して「気体」(きたい)になると「水蒸気」(すいじょうき)と言われます。
「水」(みず)は、一般的には無色透明(色が無い)とされていますが、実はほんの少しだけ青緑色をしています。
理由は、「水」(みず)が赤色の光を吸収する性質があるためです。
バケツやお風呂など、「水」(みず)の量が少ない場合は色が透明に見えますが、池や海のようにたくさんの「水」(みず)がある場所では青色に見えるのはそのためです。
人の身体の約60%から70%は「水」(みず)です。
僕たちのいる地球は、「水の惑星」(みずのわくせい)と呼ばれ、地球にはたくさんの「水」(みず)が存在します。
地球にある「水」(みず)の約97%は、海の水です。塩水(えんすい)と呼び、なめると塩からいです。
赤道付近の海の水が太陽からの熱によって温められ、「水蒸気」(すいじょうき)つまりは「雲」(くも)になります。
その温められた水のかたまりである雲は、風に流され地球上を動きます。
そして、空の高いところで冷めたくなった水(みず)は、雨になり地上に降ってきます。
雨水(あまみず)と呼びますが、その雨が山や森にたくさんの栄養を与えます。
土にもたくさんの「水」(みず)がしみ込んで、土は、雨水からいらないゴミをわけてくれます。
そして、土の深い場所に「地下水」(ちかすい)として、きれいな「水」(みず)をのこしてくれます。
僕たちは、そのきれいな「水」を毎日たくさん使っています。
地球にある全ての「水」(みず)で、僕たちが飲める「水」(みず)はわずか0,0001%しかありません。
そのとても少ないきれいな飲み水を、色々な生き物たちと大切に使わなければいけません。
雨水は、土からの栄養と一緒に「川」(かわ)になり、そして、「川」(かわ)は海(うみ)に繋がっていて、「水」(みず)は多くの栄養と一緒に「海」(うみ)にもどります。
「水」(みず)は、僕たち人はもちろんのこと、地球にいる全ての生き物たちにとって無くてはならない、とても大切なものです。