人形のお祓い

いつもの様に私が見て、○氏が祓いました。

その人形は触った感触も人形ではなく、生きているという肌触りがしていました。

その気持ち悪さといえば酷かった、、、

○氏その人形に向かってある法具を突き刺すように向ける。

その瞬間、その中の存在がその人形から浮き上がった様に姿を現す。

頭が異常に大きく、口や顎は殆ど無い。

髪の毛は少しあるが、湿ったような感じがしボサボサ、短髪。

体は小さく、どろどろに解けている。

足は無い。

化け物だ！！

大きな目をまん丸にし凝視。

その法具を見つめている。

その目は恐怖に怯えた目である。

○氏がお祓いを始めた。

その存在は徐々に消えて、完全に消滅した。

何処かに移動したのではなく、消滅したのだ。

その時私は思った。

○氏のやっているお祓いはお祓いでは無い！！

祓っているのでは無く、消滅させているのです。

数々の霊能者と言われる方を見て、何度もお祓いと言われているものを体験して来た私は、こんなお祓いの出来る人は○氏しかいない！！と感心したのでした。