こんにちは、いつもありがとうございます。神様の荒御魂が良く判りません。神道的には、和御魂に対して、荒御魂とは荒々しい活動的な作用をすると考えられています。和御魂が男性の場合には女性の御姿、反対に女性の場合には男性の御姿で、陰陽で対をなしていらっしゃるんだと思いますが、同じ神様なのに、どのような違いとかお役割があるのでしょうか?また、和御魂と荒御魂は必ず存在されていらっしゃるのでしょうか?お教え頂ければ幸いでございます。
答え:今日まで実に数十年間の長きに亘り、私は全国各地の神社巡りを続けてきました。
各地の神社でさまざまな惨状を体験しながら、神さまたちにお会いしてきました。
そして、それらの様子はブログや書籍を通じてたくさんの方々にお伝えしてきました。
お会いした神さまたちの中には「荒御魂」の神さまもおられました。
ご質問にお答えします。
まず、荒御魂の神さまは、和御魂が男性の場合には女性の御姿、反対に女性の場合には男性の御姿で陰陽で対をなしていらっしゃるということはありません。
三重県伊勢市に鎮座します「月讀宮」の境内にございます「月讀宮」では男性の御姿をされた月讀尊と呼ばれている神さまとお会いしました。
そして、同境内の「月讀荒御魂宮」では男性の御姿をされた月讀尊荒御魂と呼ばれている神さまにお会いしましたので、男女の御姿で対になっておられるということはないようです。
次のご質問にお答えします。
同じ神様で違いや役割があるのでしょうか?とのことですが、人という生き物に対しての違いや役割はあられるようです。
私がお会いしてきた神さまたちは、どの神さまたちもとても清く、人という生き物の穢れた人体からは程遠いところにおられます。
どの神さまたちもすべての存在を清い方向へ正しく進化させることに力を働かされておられますので、人が思い描く”それぞれの役割”というようなものではありません。
但し、人という生き物の存在位置から程遠い神さまたちのなかで、荒御魂と呼ばれている神さまたちの方が他の神さまたちよりも人という生き物に対応するためにいてくださっているようです。
次のご質問です。
和御魂と荒御魂は必ず存在されていらっしゃるのでしょうか?
こちらの答えは、必ず存在されていらっしゃるということはないようです。
以上になります。
ご理解いただけましたら幸いです。