淡路島
「沼島」の見える海岸を目指し、淡路島の南端近くに向かって車を走らせる大橋さんたち一行は、体感だけを頼りに神さまを救済する一心で行動されました。
時間は夕刻に近づくなか、淡路島の南端に位置する「沼島」へ向かう船乗り場に到着されました。
大橋さんは、兎に角、「沼島」が見える海岸に立ち、静かに海に向かって神さまを感じることができる場所を探されましたが、船乗り場の近くは砂浜ではなく、すべて堤防で遮られた状態でした。
堤防から海側に近づこうとしてもテトラポッドまでは行けない場所だったようです。
そうこうしている間に時間は過ぎて行きます。
そんな中、塾生たちが「沼島」行きの船の時間を調べてくれていました。
ある塾生さん「大橋さん、○○時○○分発の『沼島』行きの船があります。あと、8分後に出発ですけれども、、、どうしましょうか?」
大橋さん「それに乗りましょう!」
その大橋さんの一声を聞いた塾生さんたちが直ちに乗船のための行動をしてくれました。
車をパーキングに停車する人、全員のチケットを購入する人、出発までの僅かな時間しかないなか、皆さんで手分けして8分後には全員が乗船して、今度は船で「沼島」まで移動です。
素晴らしいチームワークですね。
「沼島」行きの船は大橋さん一行を乗せ、無事に出航しました。
船内の大橋さんから私にお電話があり、塾生たちが機敏に動いてくれたおかげで無事に乗船できたことを聞くことができました。
大橋さん「大川さん、間違いなくこの海に神さんいますね。体感でわかるわ。」
私「私もそう思います。気をつけて下さいね。」
大橋さん「わかりました。『沼島』に着いたら連絡しますね。」
私「よろしくお願いします。」
時刻はすでに夕刻になりました。
今回の旅で大橋さんと塾生たちは、はじめから「沼島」に宿泊する予定で乗船された訳でもありませんので、「沼島」に到着された大橋さん一行には宿もありません。
この日の間に神社巡りを済ませて、各々がそれぞれの場所に移動されるのです。
一行には限られた時間しかないのです。
塾生たちが調べてくれた帰りの船までの時間は僅かしかありません。
「沼島」に到着された一行は限られた時間のなかで、海を見渡せるビーチがあることを見つけられ、船着場から歩いて約15分ほどのところにある海水浴場へ向かわれました。
速足で海水浴場に向かいビーチに到着された大橋さんは、砂浜よりも、さらに辺りの海を見渡せる人が少ないテトラポッドの上に移動されました。
大橋さん「大川さん、ビーチに着きました。目の前は『淡路島』が見渡せる海です。今はビーチ脇のテトラポッドの上にいます。ここから神さまを私の目前の海にお呼びして、写真を撮って送りますね。」
私「わかりました。お待ちしています。」
大橋さんは「淡路島」や「沼島」の近海に意識を広げ、私の代わりに神さまをお呼びくださいました。
暫くすると私の携帯電話が着信メールを受信しました。
大橋さんから送られてきた写真を見て集中し、感じてみると海面に神さまらしき存在がやられた状態で顔だけが海面から出て浮かんでいる姿が見えました。
大橋さんに折り返し電話をしました。
そして、大橋さんにその様子をお伝えして、神さまを本来あるべきよい状態にして頂きました。