Q & A

例えばＯ氏です。
Ｏ氏が、この領域というのか？人間の本質部分を知り、深められるにつれて、この両面で生きる事の大変さを実感されました。

しかし、それが、人間として生まれ成長し、進化すると言う事だともお知りになられました。

私に見えるＯ氏は、命の可能性を最大限に使おうとされている感じがし、命というものを全力で全うしようとしている姿に見えます。
Ｏ氏ほど一生懸命生きている方を見た事がありません。

私はＯ氏を見て、人間ってあなどれない存在だなと思いました。

しかし、この両方で生きる事とは、本当に高度な事だという事は認識しております。
やはり、かなり優秀な方でないと、心も肉体もバラバラに壊れてしまうのではないかなと思います。

肉体というものの一番の仕事は、命を守るという事だと思います。
死なないために、一生懸命、けなげに働くのが肉体の一番大切な役目で、
死なない為に、物を忘れます。
死なない為に、肉体に負担が掛かる事だと判断された時には、理解しないようにするのだと思います。
死なない為に、現実をリアルに見ないで、現実逃避し、
死なない為に、悲しみや苦しみを感じようとしないのだと思います。

その様にして、肉体は、自らどんな手段を使ってでも肉体を守ろうとし、人間の成長であるとか、進化というものは後回しになってしまいます。

要するに、今まで片一方の世界でしか生きてこなかった肉体を持つ人間が、もう片一方の人間の本質部分でも生きようとした時、肉体に集まって来る情報は莫大に増えるという事になります。

肉体にとって見れば、そんなものは迷惑な訳で、情報量の少ない方が楽で、有り難いく、負担が掛からないですよね。
そして、肉体は情報量が増える事を避け、急激に新しい事を理解させないという方法をとるのです。

肉体って凄いなと思いますが、肉体の奴隷にもなりたくないですね。

その肉体の限界を超え、それでも人間の意志というもので、新しい事を理解し、取り入れて行く事が人間の成長であり、進化なのだと思います。

それが出来る人と言うのは、かなり優秀な方だと思います。

そして、願い事のお話に戻りますが、自分の目先の欲求ばかりに目を奪われるのでは無く、人間としての自分の幸せという事に目を向けて頂いた上で、自分の幸せになる為のお願い事を神さまにお願いされてみられるのが、１番良いと思います。

きっと、そのお願い事が真剣であれば真剣である程、叶えて下さる筈です。