2006.06.18

今、核家族が広がってきている世の中なので、自分のルーツを知る機会などが殆ど無くなっているのではないかと思います。
おじいちゃんやおばあちゃんの名前位は知っていても、自分の曾おじいちゃんや曾おばあちゃんの名前すら、聞いた事が無いというのが普通になってきているのではないかと思います。
やはりそれでは、自分のルーツを知らなさすぎるのではないでしょうか？
それは、一番大事な自分の中心のところが、ぽっかり空いてしまっている状態なのではないかなと思います。

Ｏ氏は自分を知る意味でも、先祖供養は必要なのではないかなとおっしゃっていました。
そして、それらを通してこの瞬間瞬間を大事に出来ようになった事と、繋がりを感じたことによって、周りの人を大事にする思いが更に強まったとおっしゃっていました。

肉体的には以前から健康そのもので、元気一杯な方でしたが、更にパワーアップし、詰まった感じがなくなり、綺麗にゴミがとれてしまった感じになられたようです。
内面的にも自信に満ち溢れ、いつも胸を張って生きている感じがするそうです。

一番変化した事は、御先祖様がいるから自分がいる事、そして自分の命は自分だけのものではないこと、御先祖様や神さまと共に生きている感じがする事。
そしてその存在たちと自分とが繋がっていて、連鎖している事。

それらがわかり感じるという事は、物凄い事で、普通は出来ることではありません。その事によってＯ氏の人生が、全く変わってしまったのではないかなと思います。

私自身も、Ｏ氏の先祖供養を通して先祖供養の効果の大きさと、大切さを痛感致しました。

皆様が、個人で先祖供養と言いましても、難しい事だと思いますが、皆様も一族の家系図を一度調べ書いてみて下さい。そうする事により、自分という存在の意味が理解できて来るのではないかなと思います。
おじいちゃん、おばあちゃんが何をされ、どんな人生を過ごされたのかを味わってみられたら良いと思います。
そして、御先祖様の事を思い、感じ、感謝して、手を合わせてみられてはいかがでしょうか？
それだけで、今の自分がドッシリと力強くなることに気付かれる事と思います。
そして、自分の「命に対する責任」を感じられるのではないかなと思います。

そして、この日はこれでお開きに致しました。
本当にお疲れ様でしたぁー、と言うような一日でした。